あいさつ

謹啓
  この度、前会長の後任として、日本字消工業会の会長に就任いたしました。 業界の発展と皆様の信頼にお応えすべく、誠心誠意取り組んでまいる所存です。 当会はこれまで、自主制定した「安全管理マーク制度(クリーンマーク)」を柱に、消しゴムの安全性と性能の確保、そして環境への配慮を最優先事項として歩んでまいりました。1983年の発足以来、半世紀近くにわたり継続している「安全管理マーク審議会」は、学識経験者や消費者の皆様との対話を通じて、公正かつ厳格な基準を守り抜くための当会の揺るぎない基盤です。 この大切な役割を引き継ぐにあたり、私は前任者が築いた信頼を礎とし、さらに二つの重点事項を推進してまいりたいと考えております。

1. 未来を担う子供たちへの啓発活動
消しゴムは、子供たちが最初に手にする文房具の一つです。だからこそ、正しい消しゴム選びが「安全」や「品質」への意識を育む第一歩になると信じております。「クリーンマーク」が持つ意味や、安全な製品が手元に届くまでの仕組みを、子供たちや保護者の皆様に分かりやすく伝える啓発活動に力を注いでまいります。
2. リサイクル素材の活用と環境負荷の低減
持続可能な社会の実現に向け、文具業界にも高い環境意識が求められています。当会では、従来からの環境配慮に加え、リサイクル素材の積極的な活用や、廃棄物の低減に向けた研究・情報共有を会員企業と共に加速させてまいります。「性能を維持しながら、より地球に優しい製品」を提供し続けることが、次世代への責任であると考えております。

  今後も日本字消工業会は、会員企業と一丸となり、時代のニーズに即した「安全・安心」を形にしてお届けしてまいります。 前任者同様、格別のご指導ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

謹白


日本字消工業会会長 菅谷英子
有害物質の排除
毒物及び劇物取締法に規定された毒物及び劇物、並びにクロム酸塩を成分にするものは使用しない。製品中の成分検査は5年に1回行い、材料及び工程の変更がある場合はその都度試験を検査機関に依頼する。
消し能力及びその他品質のテスト
製品の性能である、硬さ、老化、移行性、消し能力についてのテスト、及び製品中の有害物質の分析テストを行い、それぞれの規定に適合するもののみ合格品とする。
日本字消工業会は消しゴムの安全性と品質を研究しています。
紙ケース及びプラスチックケースの材料規制
巻紙を使用する場合、古紙配合率50%以上の再生紙を使い、プラスチック製スリーブを使用する場合、再生プラスチックが40%以上使われていることが望ましい。
自然環境対策
製品の材料の成分、性能、包材すべてに厳重な検査を行い、合格したもののみにクリーンマークを付け、人や環境に害を及ばさない様、安全性と品質の管理を進める。
審議会の開催
経済産業省、各種研究支援団体、各種消費者団体、当会会員からの参加者で年1回、安全管理マーク審議会を開き、消しゴムに関する諸問題を提議し話し合う。
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